令和4年3月定例会 2日目(一般質問)
公開日 2022年03月10日
最終更新日 2022年03月10日
一般質問
令和4年3月10日(木曜日)午前9時30分開議
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1.この町のその先の財源確保について 少子高齢化により社会保障費の増大、自治体は元より、国の財政も逼迫する中、新型コロナウイルスの対応が追い打ちをかけ、国家財政の悪化に拍車をかけている昨今。交付金や補助金比率の高い自治体にとり、大変憂慮すべき時代となる事が想定できる。 ①今後、国家財政逼迫により、自主財源確保は必須と思うが、では、当町の年度予算に対し、国・県からの優位な交付金や補助金を除いた、町独自の税収は、年度予算に対しておよそ20%前後と思われるが、間違いはないか。 ②町長はよく「入るを量りて出るを為す」と言うが、では、国や県の交付金や補助金比率の高い当町にとって、今後、町独自の「入る」をどの様に量っていくのか。 ③自主財源確保には、自ら稼げる町づくりの政策が重要。余りある観光資源を活用し、人集い賑わう町づくり「観光立町」を持って成すべきと考えるが、コロナ禍を除いた当町の過去の観光人口の進捗状況と今後の推移をどの様に予測しているのか。 ④観光人口、交流人口増の人集う町、そこには豊富なお金が集まり、そのお金を求めた産業が生まれ、雇用 をも発生させる経済循環に期待が持てる。当然、経済循環の先には、町税収増も見込め、財政の安定化に至ると思うが、これらの循環を起こすべく、当町観光資源の最大活用による「観光立町」を、政治生命をかけて具現化していく考えはあるか。 |
1.町農業の取り組みについて 2月16日の全員協議会において、産業観光課より農業生産法人組織の検討会を立ち上げるとの説明があり、資料をいただいた。資料には、背景・概要・内容が書かれており、私はこの施策を強く推進する。 私は、町が農業生産法人を作り、その中に集落営農組織を入れた方がよいのではないかと考えるが町長の考えを伺う。
2.第6次出雲崎町総合計画基本構想案について 2月16日の全員協議会において、第6次出雲崎町総合計画基本構想の案が示された。その中で、第5次計画について審議会で検証はされたかと質問をしたところ、していないとの答弁であったが、私は検証されてから第6次計画に入るべきであると思うが町長の考えを伺う。 |
1.町道妻入りの街並み線における消雪パイプの敷設について 近年の大雪による除雪において、町道妻入りの街並み線(海岸地区中道)は狭い幅員の上、雪の捨て場もない状態であり除雪車による除雪が行われても、高齢化率の高い海岸地域では、除雪された雪を始末することさえも困難な状況である。緊急車両を必要とする事態が生じても、速やかに対応できない場合も出てくるのではないか。 |
1.津波避難対策について ①本町の海岸地区の津波到達時刻は、出雲崎ハザードマップによれば、概ね5分~10分であり、長くても20分である。 ②津波の指定緊急避難場所には雨や風をしのげる場所が無い所もある。 ③万が一、津波により被災した場合、仮設住宅の建設用地や資材、人材などはどのように考えているか。 ④毎年、津波に備えた避難訓練を行っているが参加者が限られていると思う。避難訓練の日を数日間設けて、それぞれの世帯などで実際に一度は、避難場所に行ってもらい感じたこと等の意見集約を行う考えはないか伺う。
2.伝統文化の保存について ①本町には、出雲崎おけさや小木ノ城太鼓などの伝統文化がいくつかあるが後継者不足により保存や継承に不安を感じる。町長はこの現状をどのように考えているか伺う。 ②後継者不足の課題解決に向けてどのように考えているか伺う。 ③継承には観光ツアーとの連携や、教育の場との連携なども欠かせないと思うが、どのように考えているか伺う。 ④コロナ収束後に大々的に伝統芸能を中心としたイベントなどを行う考えはないか伺う。 |
1.“情報難民”解消について 議会サロンで町民のみなさまと面談すると、町の施策が周知されていないことに驚く。真剣に取り組み、その解消に取り組まなければいけない。コロナ禍で先行き不透明の昨今、町の“情報”を町民に確実に届ける方策を構築する観点から以下町長の所見を伺う。 ①スマホ教室が行われているが、その評価。 ②新規スマホ購入者に恩典を付加できないか、町ホームページにアクセスすると恩典を付加できないか。 2.“町内費(字費)“について “町内費”は住民自治と承知しているが、空き家に関わる町内費をめぐって各町内(字、あるいは集落)ではいろいろ煩雑な問題が生じているという苦情を聞いている。 |
1.農業への新しい取組と支援策について 新年度、新規事業として中山間地に適応した農業法人設立に向けての検討組織立ち上げ、農家経営支援のため10アール当り4千円支給すると年頭の挨拶にもあり、2月の全員協議会でも一部の説明を受けたが、可能な限り詳しく説明を伺いたい。 ①農業生産法人組織について、町としては会社法人、農事組合法人のどちらを考えているのか ②農家経営支援として10アール当たり4千円の支給は、全農家が対象になるのか |
1.介護職員の処遇改善と人材確保、育成について 介護の現場では、長らく人手不足が続いている。ますます少子高齢化が進むなか、国・県・町ともに、その対策を講じてきているが、状況の改善を見ないまま現在に至っており、さらに深刻になってきている。団塊の世代全員が75歳以上となる超高齢化社会、いわゆる2025年問題が目前に迫るなか、地域の実情に即した出雲崎町の改善策が必要と考え、次の項目について伺う。 ①老朽化した「やすらぎの里」については、数年以内に建て替えが検討されているが、現在の進捗状況を伺う。 ②介護職員の就労については、近隣地域でも競争になっている。長岡・柏崎地域と就労条件が同等では人が来ない。現在、就職支援については町独自で行っているが、新規就職者に限られている。現場職員の労働意欲を高めるためにも、具体的な処遇改善を打ち出すべきではないか。 ③新卒採用に関しては、実習生の受け入れが一つの指標になっている。町ホームページやポスターなど、PRに協力する考えはないか。 ④外国人材の受け入れが、具体的に進んでいると聞くが、当町で受け入れる支援として、まず、住居が重要と考える。町として独自に提供する、あるいは民間で確保した場合に補助をする考えはないか。 ⑤外国人技能実習生については3年と期間が決まっているが、介護福祉士の資格を得ることで、期間が延長できる。生活習慣や言葉の壁があるが、資格取得に向けて支援を検討できないか。
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1.5~11歳以下の新型コロナワクチン接種について 来月から5歳~11歳以下の集団接種が始まるが、このコロナ禍で偏った情報や不確かな情報が飛び交っている。 (1)5歳~11歳以下の新型コロナワクチン接種について、町長のご意思を伺う。(賛否を問うているわけではありません) (2)2月8日に、接種対象者の保護者に対して配布された「意向調査」について ①ワクチンを確保するための意向調査ではあるが、判断するための期間が短かった理由は何か。 ②接種についての判断材料となる提示物や配布物は無かったが、その理由は何か。 (3)新型コロナウイルス感染症患者、関係者、特にワクチン非接種者への差別の禁止について、啓発ポスターを作成したり、ホームページや広報などでも重要事項の一つとして、明示する意向はあるか。 |