令和4年9月定例会 2日目(一般質問)
公開日 2022年09月13日
最終更新日 2022年09月13日
一般質問
令和4年9月13日(火曜日)午前9時30分開議
1.老朽化危険家屋対策について 過去在任中、私は東京都足立区の空き家問題を例にとり、当町空き家、特に老朽化危険家屋の問題について質問をした事がある。 特に、過疎化に歯止めのかからない当町海岸地区においては、日々空き家化し、放置され老朽化した建物が増えてきており、問題は益々深刻化している。 私も、四年間議会を離れていた為、どの程度の対策が取られているか極めて無知な部分もあるので、基本的な事から伺う。
①当時私の質問に対し調査をし、町として該当すると思われる建物をリスト化して、その後の対応を検討するとの答弁が有ったかと思うが、現在でも海岸地区では網掛けのまま放置され、倒壊や二次被害が想定できる、いわゆる危険家屋が存在している。では、空き家リスト策定はどの程度出来ていて、その中で老朽化危険家屋はどのくらいあり、詳細な調査更新は毎年行っているのか答弁を求める。
②避けられない少子高齢化の波により、我が国の人口減少は一段と進み、全国的に老朽化放置家屋、つまりこの危険家屋の問題は深刻さを増していく事は周知の事実である。 国は2015年5月に「空き家対策の推進に関する特別措置法」を施行したが、法で定められた老朽家屋は「特定家屋」として、条例を制定した市町村が家屋指定をし、法に基づき当該自治体が順次対応するとあるが、当町も2019年、つまり平成31年3月議会において、関わる条例が提案され可決されたと聞いているが、では、その条例に沿って抜本的な試案を基に対策を講ずるべきと考えるが町長の所見を伺う。 |
1.補助金の見直しについて 農業関係の補助金については、今後見直しをするということを、産業観光課長より聞きました。どのように見直しを考えておられるか町長の考えを伺う。
2.町の農業の取り組みについて 3月の一般質問をしたとき、町の考えを聞きました。2年間の中で計画を出したいとの答弁でしたが、今現在どのように進んでいるか伺う。
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1.町地域防災計画の改定について ①令和4年度施政方針の中で、町地域防災計画について、現況に応じた計画の改定を挙げてあるが、その進捗状況を伺う。 ②その改定された計画について、町民等に対して習熟周知をするため、どのように広報・アナウンスをしていくのか伺う。
2.DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入の備えについて 今後DXの導入を考えた時に備え、DX研修への職員派遣等についてどのように考えているか町長の所見を伺う。
3.町指定管理施設における接客対応のレベルアップについて 町指定管理施設における顧客対応の親切、丁寧さの欠ける事例が寄せられていることから、接客対応のレベルアップの対処について町長の所見を伺う。
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自転車保険の加入義務化について
新潟県は今年4月に「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を制定した。そこで10月1日から義務化されるのが「自転車損害賠償責任保険」で自転車保険の加入義務化である。 近年、自転車事故で高額な賠償金を求められるケースが発生しているが、当町においてもそのような自転車事故が起こらないとは言えない。 中学生も自転車で登下校し、小学生も自転車を乗り始め、町民も自転車を利用されている方が多くいるなかで、以下の質問をする。
①自転車保険の加入義務を周知しているか。
②自転車を利用される方全員が、保険に加入する必要があると考えるが。
③保険加入の補助金などは考えられないか。
以上 |
有効な支援が必要な人に届く制度に
出雲崎町の子育て支援については、他の市町村ではできない素晴らしい制度をもっている。コウノトリ祝金・医療費助成・入学祝金・通学費助成等の経済的支援のみならず、様々な場面での相談支援など、きめ細やかな対応は当町ならではと自慢できるものである。 一方で、子育て世代や児童・生徒数の減少には歯止めがかからず、他の支援制度と併せて町内外へさらなる周知・浸透が必要ではないか。 また、何らかの事情で、支援制度を利用できない人もいる。そういった方たちへ支援を届けられないかと思うので、町長の考えを伺う。
1.出雲崎町子育て支援のPRについて、どのように進めていくのか構想があるか。
2.他の事業と併せて発信していく必要がある。現在、多世代交流館きらりのホームペー ジは大変魅力的に仕上がっていると思う。インスタグラムやフェイスブックを始めている が、写真の投稿を募集するなどして、口コミを広げていけないか。
3.現在行われているイベント「財宝をさがせ」は好評であり、町外から多くの子育て世代が訪れている。これを機会に、町の支援策をアピールしてはどうか。
4.高校生の通学費助成に関して、現在通学定期代の30%が補助されている。通学定期代は、柏崎あるいは吉田方面のJRと長岡方面のバスを比較した場合、約倍ほどもバスの方が高い。今後、長岡方面とのつながりを考えるとき、通学バス定期の補助を上げられないか。
5.いろいろな事情で公共交通機関での登校が難しい高校生がいると聞く。保護者が送迎することで、学校に通えている生徒は通学定期券の購入ができず、補助をうけることができない。時間的に制約を受け経済的にも支援を受けられない方たちに助成の対象を広げることは考えられないか。
6.バスの運行が減って、夕方のおかえりライナー便が運行されている。朝の通学バスは6時台1本であるが、7時台に中永発の2本のバスに連絡できる朝のライナー便を運行できないか。
7.奨学金の返還支援事業助成金について、大学等を卒業した年度の末日から5年以内に 地元に就職した出雲崎町に住所を有する方といった助成要件があるが、家庭や何らかの事 情で卒業できずに地元に就職する方もいる。中退者にも助成金の適用を検討できないか。 |
心身の健康維持・増進に向けた町の取り組みについて
私たちの町には、心身の健康維持・増進のための事業が多岐に渡り揃っている。社協や包括に委託している事業含め保健福祉課が主催しているもの、教育課、こども未来室と各世代向けに様々な事業が展開されている。しかし、その良いものが町民に広く伝わっていないように思う。 各種健康教室の数が多いことはもとより、良い内容のものにも参加者が少なかったり、良いサポート力があってもそれが画一的であったりと改善の予知があると考える。
1.広報紙などの月1回のお便り以外に、各種健康教室へ参加者を募るためにされている工夫、また今後施行される手段はあるか伺う。
2.各地区の転倒予防教室で運動機能の測定が行われましたが、その結果はどのようにフィードバックされ、活かされているのか伺う。
3.各種健康教室を開催している課の間で、事業内容について見直しや改善点などを話し合う場を設けているか伺う。
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