北国街道妻入り会館
公開日 2015年03月01日
最終更新日 2024年05月01日
出雲崎が江戸幕府直轄の天領であった時代から受け継がれてきた伝統的な町屋「妻入り」の間取りを再現した観光交流施設です。館内では妻入りの建築様式及び出雲崎の観光名所の説明などが聞け、観光や散策時の休憩所として利用できます。また、スケッチや書道などの合宿で訪れる大学生と町民との交流の場としても活用されています。
施設概要
【開館時間】 9:00~17:00
【休館日】 年末年始(12月29日~1月1日)
【入館料】 無料
※営利目的で利用する場合、1室4時間1,500円
【所在地】 新潟県三島郡出雲崎町大字尼瀬166番地
【問合せ】 TEL 0258-78-3700
【指定管理者】妻入りの会
- 施設内の見学等は自由ですが、貸切での利用を希望する団体は下記の使用許可申請書に必要事項を記入の上、教育委員会に提出してください。
使用許可申請書 PDF[PDF:84KB]/Word[DOC:60KB]
アクセス
バ ス:長岡駅または出雲崎駅で「出雲崎車庫行き」のバスに乗車、「良寛堂前」下車、徒歩10分
車 :国道352号を出雲崎方面へ、石井町交差点を左折、2分
駐車場:18台(身障者用駐車スペースあり)
妻入りとは⋯
「妻(つま)」とは端などの側面を意味し、大棟と直角な壁面、すなわち長手方向の端の面のことを言います。妻入りとは、屋根の形が山折の二面構成の町家で、「妻」を街道側に向けて正面として、その面に玄関があるつくりの家のことを妻入りの町家と言います。出雲崎の海岸地区では街道に面している家屋の約80パーセントが妻入りの町家であり、井鼻から尼瀬まで3.6キロメートルにわたって続く日本一の妻入りの街並みを形成しています。
妻入りの町家は間口が狭く奥行きのある造りになっていますが、これは江戸時代に間口の幅を基準にして屋敷税が賦課されたので、税金軽減のため意図的に間口を狭くしたと考えられています。また、人口が増えてくると古い街並みに連続して新しい街並みを造成する必要があるため、古くからの慣習に従って間口が狭い「妻入り」の町家が増えていった、など諸説あります。
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